top of page

神秘体験者が陥りやすい二つの傾向

  • 執筆者の写真: 中西れいこ
    中西れいこ
  • 2024年3月13日
  • 読了時間: 3分

不朽の叡智の「叡智」とは、一般的には「優れた知識、単なる知恵だけではなく、悟りにつながる深遠な道理」ですが、「一般人には知りようもない知識や情報」でもあります。


エネルギーという「みえないもの」と向き合うとき、叡智は「安心安全に道を歩く方法」を伝えてくれます。このエナジーワークプロジェクトもまた、叡智によって経験を実証して確認しています。


今日はこんな文章を、エナジーワーカー同士の勉強会で朗読しました。少し分かりやすく編集してシェアします。





サイキック的な経験をした初心者、もしくは経験の浅い者は、次の二つのうちどちらかに陥りがちである。 ①神秘体験を過大評価し、高い霊的発達を示すものと信じ、その体験にすがる者。 ②神秘体験を恐れから、忘れ捨て去る者。 初心者に対して、解釈の手助けをし、方向を指し示し、その体験の意義を指摘するのは、不朽の叡智の弟子の仕事である。霊的な分野で働く者はこのことを心に留めて おくべきである。 戦争、緊張、新時代に向けての熱誠の結果として、神秘的な夢、ヴィジョン、象徴的な教えという出来事、想念形態との接触が着実に増大するであろう。それが成長や拡大を示す兆候であることを、覚えておくべきである。 方向が指し示されず、 説明されず、間違って解釈されたとき、もしくは、笑い飛ばされ、馬鹿にされたとき、それらは大きな障害になる可能性があり、本来は避けるべき低位サイキズムの範疇への転落を強いられる可能性がある。 正しく解釈され説明されたとき、それらは光へと至る道における一連の段階的な啓示になりうる。

神秘的な体験をしたけれども、人に話せないーそれなら忘れてしまおう…これはもったいないことかもしれません。しかし、「こんな体験をした私はすごい超能力者かもしれない」というもの、自分のエゴを肥大化させます。その中庸がとても大切。


人が体験する「神秘体験/サイキック体験」を講師二人は、非常にフラットに、客観的に受け止めます。そのような体験を否定することはしません。文章にあるように「解釈の手助けをして、方向を指し示し、意義を指摘」します。


しかし、過剰におだてることもしません。なぜなら無防備な「神秘体験」は、エネルギーを統御している状態ではないので、その先のステップに移行するようにと、導きます。


二つの世界大戦がもたらした霊的な意義に、認めがたいでしょうが、「みえない世界とみえる世界の間にあるベールを破壊する」という目的もありました。結果、現代では多くの人がエネルギーに敏感です。それは身体そのものの変化もなくはありませんが、この地球の次元環境が変容したことが大きな要因です。


エナジーワークプロジェクトには、このような不朽の叡智を学びながら実践を続けている頼もしい先達たちがたくさんいます。彼らに出会ってもらえる場が、月一回の練成会です。参加できるのは瞑想クラスの修了生のみで、今月は3月末に開催予定です。決まったら「イベント」としてご案内しますね。




©︎energywork2024

bottom of page