占星学新時代～惑星透視リーディング

ちょうど一週間前の冥王星が水瓶座に惑星移動した朝、13名のエナジーワーカーと共に、冥王星を透視リーディングしました。長年温めていた構想を実験できて、とぉーーても嬉しかったです。そして結果は、予想以上でした！

20分かけて、各自が惑星の「エナジーの色」と「テーマ/キーワード/メッセージ」をリーディングしました。13人の共通項は…

色は水色/アイスブルーを感じた方が多かったです。ゴールドオレンジ、そしてグリーンが続きます。惑星としてのテーマは「浄化」が最も多く、言葉は違えど「変化変容」が続きます。惑星からのメッセージは「つながり」。冥王星の存在そのものには「陰陽」を感じた方が複数いました。

一般的な占星術では冥王星はブラックや赤茶色などが惑星色であり、テーマは「破壊と創造/大変容」です。

そして天文学の最新情報から冥王星を調べると…「表面はメタンによって氷におおわれているが、内部に高度な熱源があり、火山が頻繁に爆破していた」

この情報を読んで驚きました！占星術の知識がゼロのエナジーワーク講師が参加してたのですが、彼は「アイスブルー＆赤」と透視してました。もちろん天文学の知識もありません。加えて彼は「破壊と創造」「組み替える」「新たな構造化と意識変容」そして「陰陽」と、冥王星をリーディングしました。

惑星としての冥王星を観察すると、氷と火山という「相反する対を成すもの」の力動があるように感じます。21世紀になって初めて観測された冥王星の火山ですが、死を象徴する惑星というより「破壊と創造が最近まで繰り返されていた惑星」でした。そして氷を火が共存している惑星として「陰陽」というキーワードは納得がいくものです。

占星術の情報だけを鵜呑みにすると、ずっと同じ情報が何十年、それこそ何百年と続いてしまいますが、「いまの惑星の状態」にアクセスすることで、占星術が「活きた情報」としてアップデートされ続ける可能性には、心を開いておきたいものです。

写真：NASA 2015　冥王星の多孔質な表面を撮影

私達が知っている可視化できる惑星は「活きた実体」です。地球と同じように、惑星も表面的、内面的な変化を続けながら、惑星そのものから発するフォースを宇宙空間に電波して、地球に影響を与えます。それは人体から発せられるオーラが周囲の人々に影響を与えるのと、理屈は同じです。その人体から発せられるフォースは、日ごと、月ごと、季節ごと、そして年単位で変わっていきますよね？同じことが惑星そのものに起きており、彼らも刻々と変わっているーと仮説立てても問題はないでしょう。（ちなみに難解にさせるので詳しく書きませんが、多くの惑星は非実体ー惑星という実体はなくエネルギー体の惑星に進化しているため、姿はありません）

そこで私は何をしたいかーというと、占星術の情報が天体学の情報をつなげられるよう、惑星のエネルギーをリーディングすることで、どちらの情報にも共通する叡智を炙り出したい―と思っています。これには占星術の情報に染まっていない透視者の協力が必要で、先ほどのように「惑星に行ってみてきたんかい！」と思えるような情報を収集して、よりリアルな「いまの惑星」のエネルギーを媒介したいのです。

宇宙のエネルギーを透視リーディングするーというと漠然としていますが、惑星という実体ある存在をリーディングするのは、人間を透視するのと同程度の透視力があればーと思います。そして講師陣の透視力は信頼できるほど高くて安心なレベルです。

紆余曲折ですが、惑星の透視リーディングは来年も秘かに集って続けます。次は2025年の海王星の惑星移動を透視リーディング！とても楽しみです。

パーソナリティー生命よりも魂生命に遙かに影響を与える天王星や冥王星から来る影響力に人間がはっきりと反応するようになるまでは、訓練を積んだ秘教徒以外には気づかれないままであった。今日、人類は高位の霊的な影響力に対して急速に反応しているため、私たちはますます精妙なフォースの発見を追求することができるようになっている。～秘教占星学

占星術を適切にテストするには、占星術師の参加を排除しなければならない～Dean et al, Recent Advances

真の占星術は、情報を与えることによってではなく（それもプロセスの一部ではあるが）、大いなる存在との対話、その存在と相互作用している意識を個人の心に呼び覚ますことで、真の価値を得るのである。

占星術としての「占い」が機能したかの決定的なテストは、この応答的宇宙との親密さの感覚が占星術の実践を通じて生まれたかーということになる。これは必然的に主観的な判断となるため、科学的な証明は難しい。そして決定的に重要なのは、応答する宇宙の存在を信じるかどうかーも主観的な判断である。～Astrology and Truth, Garry Phillipson